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器: 田鶴濱守人 田鶴濱さんの器は重いです。 重くて使いやすい。 使いづらい重さではなく それが安心感を与える重さのバランスを持っていると思う。 「重くて良いウツワは、本物の良いウツワ」がワタシの持論(笑) 見込み表部分はフラットですが、裏面は丸くほんのり鉢のようになった平皿。 底は碁笥底のような仕上げです。 田鶴濱さんのこの黒錆シリーズの中でも、これはちょっと明るめの色合いのもの。 縁から中心に向かって少しずつ分厚くなるようになっています。 底辺真ん中に重心がくるように おそらく考えて作られたのだと思います。 最初手にしたときは他のウツワと違う重心の位置に 一瞬あれっ?と思った。 このウツワを運ぶとき、洗うとき、棚にしまうとき、 手に持って運ぶたびに、この重さとカタチいいなぁ・・・・と いつも一瞬手をとめて眺め見てしまう。 ウツワを作る人は どちらかというと二つに分かれるんではないかと思っているのですが、 細分まで考え抜いて作り上げるタイプ 大まかなことは頭に描いているが 即興に近い感じで一気に作り上げるタイプ 田鶴濱さんのウツワを使うまで、後者のウツワのほうが勢いがあって自分は好みだった。 無作為なカタチや釉の色のほうが、料理が自然に映ると感じていたから。 自分の思い込みが一番キケンと 本当に勉強になったウツワです。 自分は細分まで考える前者のタイプなので、 道具として、そこそこのウツワは作れてもそれ以上のウツワは自分は作れないんじゃないかと どこか心の中で思っていた。 「この先陶芸をがんばって精進しよう」と励まされたウツワ。
by utsuwamania
| 2012-06-29 21:43
| 料理のウツワ
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